士業情報ステーション トップページへ > トップインタビュー > 久保事務所 所長 久保 英信 氏
経営者インタビュー ~熱い経営者が「保険」の未来を切り拓く~

“就業規則の見直し”で、トラブルの未然防止をサポート
臨機応変な対応で 柔軟な解決策の提案

社会保険労務士・中小企業診断士
久保事務所事務所
所長 久保英信 氏

HP:http://www.kubo-office.jp/
【事務所データ】
開業 2008年9月
保有資格 社会保険労務士 中小企業診断士
事業再生士補登録 特定社会保険労務士付記

独立開業のきっかけを教えてください。

 独立して働いていた父の姿を見て育ちましたので、大学を卒業後、いつかは自分も独立したいという気持ちがありました。平成8年(1996年)に、20代半ばで、社労士の資格を取得しました。40歳くらいまでには独立したいと考えていましたので、それまでは会社勤めで学べることは学んでおこうと働いてきまして、37歳で独立開業に至りました。

会社勤めでは、どんな業務を担当されていたのでしょうか?

 社会人になって最初に担当した仕事は、全く現在の仕事とは関係のないものだったのですが、社労士の資格を取得してからはずっと、総務や経理の仕事でした。経験した業界は、最初が建設業で、その後、人事を専門にやってみたいと思い、大手財閥系不動産会社の人事シェアードサービス会社で働きました。ここで4年半、日本的な、ある意味伝統的な人事管理について勉強させていただきました。

 その後、インターネット関連のベンチャー企業に転職し、人事・労務業務を担当させていただくかたわら、新しい会社の立ち上げに携わったりしながら、全く形態の異なる会社の状況を肌で感じつつ、多様な企業のあり方について知見を深めてきました。
いろいろな職場を経験し、そろそろ開業の時期かなと考え、去年(2008年)の6月に会社を退職し、7月から開業準備を始めまして、9月に社労士の開業登録を済ませました。

最も得意な分野を教えてください。

 労働法規にもとづいた労務相談でしょうか。この分野は、これまでの経験において、最も実績がある分野で、顧問先企業様からも、労務相談に関する問い合わせが多いのです。他には、相談だけに特化した顧問をお願いしてくださる方もいらっしゃいます。

 スポット的な業務としましては、就業規則関連も増えています。就業規則の見直しは、法律に裏付けられた部分が多いですから、経営者様も、そうした部分でのアドバイスを必要とされています。

就業規則の変更は、どんな理由で行う企業が多いのでしょう

 何らかのトラブルが見直しのきかっけになっているところが多いです。トラブルを機に、就業規則の重要性に気がつかれるようですが、残念なことに、その時点では、すでに手遅れであることも少なくありません。よって、その段階でできることは限られていまして、これからは、こういう点を改善してみませんか、という対応にならざるを得ないこともあります。企業にとっては苦しい状態ですから、私としては、そこを何とかサポートさせていただきたいという思いがあります。

就業規則の見直しで、工夫されている点はありますか?

 200-300のチェック項目を使った就業規則の診断を行いたいと思っています。社労士は弁護士ではないので、紛争に対応をするというよりは、未然防止に力を入れた体制づくりまで視野にいれたコンサルティングを目指しています。 何か職場でトラブルが起こったときに、経営者の対応の基礎となるものは、就業規則なのです。ヒアリングを行いながら、どの部分ができているのか、できていないのかをレビューさせていただき、不十分な箇所が見つかれば、具体的に、こんな事態が起こりうるかもしれないと、アドバイスさせていただいております。

どのような事務所を目指していますか?

 人事労務に関する経営パートナーとして、先を見据えた適確なアドバイスを心がけていきたいと思っています。法律や社会規範の順守は当然のことながら、もう一つ、大切にさせていただいているのは、ご相談いただく企業様の多様性を大事にした解決策のご提案です。 社労士事務所によっては、ご自分の方針を強くご提案される先生もいらっしゃると思いますが、私は、お客様のさまざまな事情に合わせて、臨機応変な解決策をご提案させていただけたらと考えています。

 中小企業診断士としての視点も活かしながら、人事労務という狭い視点ではなく、もうすこし広い範囲から、経営者のお力になれればと思います。

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